長女が早稲田大学に請求していた成績開示が届きました。得点調整の闇はいかなるものなのか。今回は文学部です。
入学式には村上春樹さんがいらしたようですね。
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妻によると、長丁場だった入試で、試験当日、最も落ち込んで帰ってきたのが文学部でした。こりゃ落ちてるだろう、という感じだったので、どれくらい差があったのか興味がありました。
16点という大差でした。。。
昔からよくできた国語がまさかの平均割れ。素点から得点調整を経て約20点減っていました。漢文ができなかったらしい。
早稲田の一般入試は、科目間の成績に凸凹がある受験生より、科目の配点通りの学力がある受験生を選抜したいという思想が見えるので、このように1科目でも平均点を割ってしまうと、もう番外地に追いやられてしまう。
東大2次では苦手科目はそこそこに、得意科目で勝負という作戦が有効だが、早稲田の場合はとにかく苦手をつぶさないと話にならないと思った。
得意の世界史も平均をわずかに上回るにとどまり、得点調整で11点マイナスでした。
そしてなぜか英語は、4学部受けたなかで最も成績がよく、素点で平均点を13点超えており、得点調整後も1点減にとどまった。あんなに英弱だったのによくわからん。。
3科目ともおれにとっては不思議な結果だったのだが、要するに文学部とはフィットしなかったってことですね。もし合格していたら、第一希望だった文構との小さそうで実は大きそうな差異に悩んだのかもなあと思った。
こんな大敗でも素点では7割を超えており、合格するには8割でも足りなかったのかもしれない。
2021年の文学部の入試問題はとても簡単だったということだ。だから入りやすかったということではまったくない。むしろ、一つのミスが命取りになる分、長女みたいなタイプの受験生には厳しかったのだろう。