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早稲田大学の成績標準化、得点調整と素点、ミラクルの理由 長女の受験中間まとめその2

模試は河合全統記述でオールE判、早慶オープンでオールD判だった長女の早稲田4連戦もクライマックスを迎えた。

 

初戦の早稲田大学文化構想学部は補欠、2戦目の文学部、3戦目の教育学部は不合格で、最終戦の社会科学部の合格発表の朝となった。

 

10時の合格発表を、パソコンに座る長女の背後で見届けた。長女の手が震え、数字をうまく入力できない。

 

結果は、、

 

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おかげさまで、合格をいただきました。

 

このブログの末尾に、勝因を挙げたのでぜひ読んでください。

 

あーびっくりした。。。

 

長女も妻もおれも変な叫び声をあげてしまった。

 

成績標準化に救われたか。。

 

長女はなにしろ英弱で、最後の早慶オープンの英語偏差値は45.5。問題が激難で差がつかないロト6の社学以外、勝ち目は薄いと思っていた。

 

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早慶オープンオールD判で、全統記述のE判から上がったと喜んでいたが、早慶オープンはそもそもD判までしかないことを知らないまま受験生活を終えたおめでたい長女

 

もともと高1時に行ったオーキャンで社学に興味を持ち早稲田を志望し、その後文構を第一志望としたが、社学ははなから諦め気分だったのか、当初の出願プランになく、共通テスト終了後に、どうせなら出してみたら?と声をかけたのだった。

 

その時から根拠なく、配点も長女に有利だし、今年から政治経済が受験科目から外れたし、最後に風が吹いてなんだか受かる予感がしていたが、ほんとに合格するとは。。

 

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SSSってかっこいいですね

 

さて、長女の自己採点は、

 

英語 50点満点中、19点か20点

国語 40点満点中、31点かもう少し上かも

世界史 40点満点中、31点くらい

 

。。。

 

ほんとにこれで合格したんだろうか。。

 

英語は大問1がディスイズ受験英語?的なロト6正誤、大問2以降はワシントンポストとか、そんな単語知らん的なの満載な時事英語長文の嵐で、おれもちょっとみてみたが、答えがほとんどわからんかった。

 

きっと受験生には難しすぎて、平均点は10点台中盤から後半だったと思われる。ロト6を当てて平均を越し、標準化で素点からちょっとだけ上がったのだろう。想定というか期待通りでした。

 

そして3年前の神奈川県公立高校入試で超絶激難だったのにそれに気づかず、しれっと90点を越した社会が長女の身を助けた。

 

日本史は易化した反面、世界史は長女が8割できて、他の受験生が撃沈するくらいの、まさに長女に大有利な難度だったようだ。

 

標準化においては、得意科目が易化するときつい。どんなに易化したといっても満点近く取るのは至難の技で、9割程度にとどまることが多く、それでは標準化で7,8点は下げられてしまう。できる程度に難化してくれて、世界史強者には風が吹いた。これは国語も同様だったと思われる。

 

長女は文構対策にほぼ全振りしており、社学対策は教育学部の試験終了後の2日間のみ、英語の大問1を7年分やってロト6を体感し、あとは世界史を詰めたのみだった。

 

社学の英語は東大の難しさとも早稲田他学部の難しさとも全く違い、独自の対策かつロト6を当てる運も必要になる。どうしてもこの学部に行きたい学生はやるせなさを感じずにはいられないのではないだろうか。

 

合格をいただいておいてこんなこと言うのもなんだが、大学側はこの問題が入学者を選抜するのにふさわしいと心の底から思っているのか、大隈重信像に手を当てて自省してほしい。

 

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重信さん

 

ラクルとか風が吹いたことは確かだが、それを呼び込んだのは本人の努力と学力です。まじめに勝因を挙げると、

 

・模試に一喜一憂せず、早稲田に行きたい、ではなく、自分こそが早稲田に行く、という気持ちでぶれずに日々勉強した。

 

・コロナで厳しかった高3の6月に愛猫を迎え、さらに素晴らしい友人に恵まれて精神的に安定できた。また、生来の体の強さで、体調を崩すことがなかった。心身の健康は全ての基礎になる。

 

・もしこれを読んでいる受験生がいたら、声を大に出していたいのは,特に世界史で、本番の試験であやふやだった問題をきっちり復習していたことが大きかった。

 

日本女子大でできなかった問題の類題が明治で出て、さらに明治で出た問題が早稲田で出たりと、類題に出会うことで精神的にも実際の得点も優位になった。これはぜひおすすめしたい。

 

とにもかくにも、合格おめでとう!