ライブ、野球、おでかけの備忘録

ライブ、ベイスターズ、旅行記など

セトリばれあり:ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2023 「サーフ ブンガク カマクラ」@TACHIKAWA STAGE GARDEN 2023.11.19

3階Cブロック2列 7700円(U-23サポート5700円)

 

アジカンファン歴1年、昨年の横浜アリーナで「解放区」を聴いてぼろぼろ泣いていたオタク道まっしぐらの長女と2人で行ってきました。

 

立川ステージガーデンは評判が悪い。行ってみてなるほどと思った。

 

アリーナが平坦で後方からステージが見えずらい、3階のR扉から入るとRブロックかと思いきやCブロックにしか行けず、アルファベットを見ず列、番の数字だけ見て間違って座る人続出、などなど。しかし会場がコンパクトなので3階席からでも見やすく、音は良かった。

 

f:id:much_too_romantic:20231119223525j:image

江ノ電のトレインポーチほしかったなー。物販列がそれなりに長かったので見送った


f:id:much_too_romantic:20231119223528j:image

ステッカーセットもかわいかった


f:id:much_too_romantic:20231119223538j:image

サーフブンガクカマクラ完全版、この夏一番聴いたアルバムでした。

 

<セットリスト>

本編は各会場共通で、アンコールは会場ごとにかなり変わっているようです。アンコールは写真撮影OKでした。

f:id:much_too_romantic:20231119223532j:image

 

1.藤沢ルーザー

 

2.石上ヒル

アルバムの性質上、前半はアルバム順にやるのかなと思っていたので、やっぱりそうなのかなーと思って聴いていた。立川ステージガーデンの3階最前列はおそらく安全のためか、立つの禁止で着席が義務づけられており、そのすぐ後ろのおれたちもなんとなく座っていた。

 

3.鵠沼サーフ

アルバムは3曲目の柳小路を通過して、予定調和感が崩れた。「大人たちの不埒な目」って、なんとなく鵠沼の空気感が伝わってくるような。

 

4.荒野を歩け

サーフブンガクカマクラ外から突如始まった。長女は「荒野を歩け」「迷子犬と雨のビート」「出町柳パラレルユニバース」の「ラルラルラ3部作」のなかでは、荒野を歩けが一番好きだそうで、きゃっと声を上げていた。3曲ともとてもいいけど、おれは出町柳、迷子犬、荒野、の順かな?

 

5.江ノ島エスカー

実はエスカーには乗ったことない。江島神社に先月行ったときは階段を上った

 

6.ホームタウン

この曲のあとにMC。前作プラネットフォークスツアーの客入りがいまいちで、今ツアーはこの規模のハコになったらしい。おれも日本青年館鎌倉芸術館のチケットは取れなかった。

 

いやサーフブンガクカマクラは人気でしょと思いつつ、アルバムの世界観として、これくらいのハコがちょうどいいのかなとも思った。鎌倉取れなかったのは残念だが。

 

f:id:much_too_romantic:20231119223541j:image

写真はすべてアンコールのもの。長女撮影。

 

7.七里ケ浜スカイウォーク

国道134号沿いの高校といえば鎌倉高校が有名だが、七里ガ浜高校もかなりの海沿いにある。そして校名は「ケ」でなく「ガ」だ。ファーストキッチンはなくなっちゃったんですね。

 

8.追浜フィーリングダウン

健さんとのツインボーカル。追浜といえば、追浜公園内にベイスターズのファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」がありますが、歌詞では特に野球には触れてないですね。なんとなく、寮暮らしで芽が出ない若手2軍選手が思い浮かんではきますが。

 

9.腰越クライベイビー

海街ダイアリーでは、湘南オクトパスの正GK「みぽりん」の実家が腰越漁港の漁師さんでしたね。藤沢女学園は鎌倉女学園がモデルかと。生しらす食べたい。

 

10.極楽寺ハートブレイク

極楽寺といえば紫陽花。サザンオールスターズが1985年に発表した、おれのなかではサザン最高傑作「kamakura」収録の「古戦場で濡れん坊は昭和のHero」にも「極楽寺坂みどり」という歌詞が出てくるが、極楽寺一つとってもミュージシャンの感性あれこれなのだなあと。

 

11.長谷サンズ

頭に浮かんだ瞬間にこれだ!と思ったに違いない曲名と歌詞だなあと。レキシが悔しがったのかもしらないが詳細不明。

 

12.その訳を

ライブで初めて聴いた。なぜセトリに入れたのか、ライターさんたちはぜひ取材してほしい

 

たしかここらへんでまたMC。若い頃立川に住んでて、新聞配達をしていた、というエピソードを披露していた。知らなかったが、過去のインタビューではすでに語られていることみたい。立川から関東学院に通っていたわけではなく、浪人時代に立川にいたんですね。

natalie.mu

 

13.日坂ダウンヒル

年を取るのもそんなに悪くない、というMCが入ったあとに演奏された。湘北高校のみんなももう40代、50代か。

 

14.西方コーストストーリー

たぶんこの夏に二番目によく聴いた曲。どこか懐かしさのある、しみじみといい曲だなあと改めて聴き入った。横道世之介の主題歌だった、といわれても違和感ないかも。

 

15.Surf Wax America

Weezerのカバー。言うまでもなく、「サーフブンガクカマクラ」タイトルの元ネタ。ファーストアルバムに入っていましたね。「バディ・ホリー」とか。日本では1995年発売だったようだ。鎌倉はオンライン配信があるので、この曲はセトリから外れると思われる

 

16.柳小路パラレルユニバース

出町柳と合わせて、たぶんこの夏に一番よく聴いた曲。「四畳半タイムマシンブルース」を偏愛するわたし(と長女)は、この曲のあいだだけは鎌倉ではなく鴨川幽水荘や明石さんを思い浮かべていた。ラルラルラー。

 

17.稲村ケ崎ジェーン

ものすごくライブ映えする曲だった。びっくりするくらいだった。

 

f:id:much_too_romantic:20231119223551j:image

 

ここでまたMC。立川での暮らしや新聞配達はつらかったけど、これがあったからこそアジカンがある、みたいな話をしていた。人生万事塞翁が馬、ですね。

 

18.ループ&ループ

19.アンダースタンド

特にアンダースタンドは10年ぶりにライブで聴けて、ライブでの「この曲きた!」という鳥肌を数年ぶり感じることができた。アジカンお気に入り上位曲が連打でした。

 

20.由比ケ浜カイト

21.和田塚ワンダーズ

サーフブンガクカマクラのしっとり枠でした。

 

22.ボーイズ&ガールズ

アルバム「ホームタウン」からのセトリ入りが多かった気がする。

 

<アンコール>

ここから写真撮影OKでした。動画はNGって釘を刺していた。

 

立川のライブなので、質屋で19歳の時に立川で買ったギターを持ってこようとしたら、電車の網棚にきのう置き忘れてしまった、でも今朝メールで問い合わせたら、一度はないって言われたけど改めて探したらそれらしいのが見つかった、なので持ってきました、このギターでなにをやろうかなと考えた、イントロを聴いてもらえばわかるかと、ということで

 

en1.ソラニン

前振りMCと歌詞の内容がマッチしていて、おれもちょっと大学時代を思い出した。

 

en2.Re:Re

本編では序盤に演奏されて、場を暖めていることが多いが、アンコールでも十分に映える。おれのなかでは「ライブ映えする曲」の代名詞のようになっている。

 

en3.スタンダード

ライブでは歌詞がやや聞き取りづらいのが残念。長女には、ぜひ録音音源でかみしめてほしいと思った。サウンドはどことなく、佐野元春&コヨーテバンドのアルバム「ゾーイ」と親和性があるような。

 

en4.今を生きて

横浜アリーナでのプラネットフォークスツアーではセトリ漏れしたので、単純にうれしかった。

 

映画「横道世之介」からもう10年なのか。2013年はおれにとって第2の人生がスタートした年であり、そのスタートを後押ししてくれ、象徴するこの曲は、俺にとってはとても大事で大きな意味を持っている。

 

スタンダードと今を生きては順番が逆だったかも。メモを取っておらず記憶があやふや。

 

en5.君という花

「らっせーらっせー」、コロナ明けで叫びました。

 

en6.鎌倉グッドバイ

サーフブンガクカマクラからは全曲演奏となりました。


f:id:much_too_romantic:20231119223535j:image

終演後の動線はスムーズでした。早足で立川駅に戻り、自宅最寄り駅の町の洋食屋さんでハンバーグを食べて帰りました。幸せな1日だった。