ライブ、野球、おでかけの備忘録

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セトリばれあり:中村佑介×後藤正文 トークショー&後藤正文ソロライブ@東京ドームシティ内 シアターGロッソ 2022.12.26

D列16番 3,500円

 

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いつもはヒーローショーやってるようです。キャパ600。完売にならなかったようだけど、体感的にはチケット代の倍くらいが適正じゃないかってくらい濃いトークとライブでした!

 

長女に教えてもらった、アジカンファンの原作者がアジカン好きすぎて後藤ひとり、伊地知虹夏、山田リョウ、喜多郁代、なんてメンバーが出てくるアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」最終回翌日だったこともあり、ライブではぼっちざろっくに触れるMCもありました(後述)。 


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お子様のおともだちに配慮して、客制の幅がきっちりステージの幅の分しかない分、縦に長い会場。傾斜が急だった。

 

大学の講義が年内最終日だった長女と現地で合流したのだが、長女は案の定迷ったらしい。会場がわかりづらいのか、長女がだめなのか、たぶん後者ではないか。

 


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予約開始はベイスターズのファンフェス当日で、予約開始の瞬間にハマスタでチケットを確保した甲斐あり、4列目の中央でした。会議室で対面に座ってる人くらいの距離感でした。超絶近かった

 


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超絶近かったです。目の前で歌ってる感じ。

 

<セトリ>

1.ソラニン

 

2.転がる岩、君に朝が降る

この前日にアニメ最終話が放映された「ぼっち・ざ・ろっく!」のエンディングで後藤ひとりさんがカバーして歌い、ぼっち民の涙腺を緩ませた名曲。

 

ゴッチも気が緩んだのか、「実は××の(テレビ局)の××(イベント放送)のテーマソングの最後の2択に残ったが、最終選考で落ちた」という、ネットで書いちゃだめだと思われる、意外なエピソードを披露していた。このエピにはびっくりした。

 

しかし言葉を継いで、「いまになって思うと、このアニメの方が意味があったと思う」と、両方の番組を熟知しているおれとしても超絶納得のコメント。「伝わっているのが分かった。こうして昇華(消化、ではなかったと思う)してくれる人がいるのがうれしい。昔と違うのは、必ず伝わると思えること」と話していた。

 

note.com

ノートでもぼっちざろっくに触れてましたね

 

 

3.De Arriba

タイトルはスペイン語で「上の」って意味のようですが、「であれば」の言葉遊びの感も。ちょっと雰囲気の変わったいい曲でした。弾き語りで一層映えた

 

4.触れたい 確かめたい

オリジナルは羊文学さんとのデュエット。

 

5.マーチングバンド

喜多健介パートも一人二役で裏声でやってた。人に歌ってもらってるところは歌詞があいまい、とも。バンドに助けられて歌ってる、アジカンの曲はアジカンでやりたいんですよと言ってて、そりゃそうだよなと。


6.新曲

AメロとBメロのちょっとだけ。サーフブンガクカマクラに収録予定だそうで、「チャコでもミーコでもない」なんて歌詞があり、サザンの「チャコの海岸物語」を意識したそうだ。桑田佳祐さんと対談したいそうです


7.UCLA

歌詞が最近のゴッチの心情にフィットしてるでしょうね。


8.今を生きて

10月の横浜アリーナではセトリから外れ、ちょっと悲しかったので、ここで聴けてうれしかった。アコギ弾き語りバージョンなんて珍しいのでいいものを聴けました。

 

アンコールの手拍子をする間もなく、MCさんが袖に出てきてさくっと終了。中村さんのイベントなのに、迷子犬も荒野も出町柳もセトリに入らなかったのはまったくの予想外でした。今を生きてが入ってくれたのも予想外でしたが。


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開場前のクリスマスイルミネーション

 

ぼっちざろっく関連以外で、第1部のトークショーで印象に残ったエピソードを備忘録で列記。

 

なにしろトークショーだけで2時間あったんで拾い切れてない気がする。しかも、「ここだけの話」てのがほんとに「ここだけの話」かなーってのもかなりあったので、そこに気遣いつつ。

 

中村佑介さんのおしっこの話、トイレ後の手洗いの話(SNSでも話題沸騰でした)

 

・20周年展のメインビジュアルがなぜソルファ?→描き下ろしを求められることもあるけど、ファンとしてそれを求めてるのか。見慣れているものと思った(中村)

 

・昔と比べて歌詞が変わった。歌詞を書けるようになった。考えて書いてない時の方が文学的って言わたけど。遥か彼方とか2番も同じでいいじゃんと思ってたけど(後藤)

 

・アニメタイアップは?→日本一下調べする。原稿ゲラを取り寄せることもある。リライトみたいな疾走感あって派手なの作ってくれってオファーする方は思ってる。ヒロアカは台本ができてなかったので全巻読んであとは想像(後藤)

 

・スタッフの気持ちを考えると、このタイアップとるのも大変だっただろうなと思うので、アルバム製作のスケジュールに支障あるとかでなければ断らない。受けてから、はて、となる。ライブでやりたくない曲を作ると不幸なので、そこと折り合いをつける。エンパシーはライブでやっても楽しい(後藤)

 

出町柳パラレルユニバースのMVは自分が発案した。自分と山ちゃんが軸になると思っていた。四畳半タイムマシンブルースはいい映画なのでロングランして欲しい、そのために乗っかっていこうと。出町柳は新曲状態でライブでやっても最初からお客さんの反応が良かった(後藤)

 

・バンドの雰囲気が良くなった→自分が変わったのが大きい。昔は孤独に作っていた。いまはみんな好きなものを持ち込んでくれる。デモ送っても返事ないのは相変わらずだけど、みんな忙しいのかなと思うようになった。バンド内で曲を作ってるやつがデモ送ってきたら、3、4行でもちゃんと感想書いて返信した方がいいですよ(後藤)

 

・ジャケットはjpegで見ると細部がつぶれちゃうようにしている。スマホでみても同様。CDを買ってくれる人への特典と思っているので(中村)

 

・中村さんイラストのジャケットで好きなのはダイアローグとサーフブンガクカマクラ(後藤)

 

・サーフはサウンド的にジャッジが甘いところがあった。ワールドワールドワールドの後で楽しく一発録りで作ったので。完全版は、ホームタウンの延長というか、柳小路の感じかな(後藤)

 


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東京ドーム。今年は野球観戦には来なかったですね。

 

四畳半神話体系、四畳半タイムマシンブルース、ぼっちざろっく、と、アジカン関連にどっぷりはまった今年下半期でした。アジカンを聴くと、2022年の自分や家族を思い出すんだろうな、とちょっと思った。長女にとってもアジカンな1年になったようです。

 

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