強羅から谷をひとつはさんだ集落にある櫻休庵に泊まりました。部屋付き露天の湯温が絶妙で、いつまでも入っていられる快適さでした。
台風で温泉供給が止まる被害を受けたのは強羅や仙石原の宿泊施設で、櫻休庵のある宮城野や箱根湯本に影響はなかったそうです。
被害の全容がいまいち見えづらいのは、小田急系と西武系に争いがあり、それぞれで捉え方が違うからなのか。うがち過ぎな見方なのかもだけど。
露天の正面に強羅の中心部を望む。夜は街灯が星のようにきらめいていた。
ロビーにはちょっとした調度品が。全8部屋は満室だったそうだが、17時すぎのチェックインから翌朝10時半ごろのチェックアウトまで、宿泊客にはどなたにも会うことがありませんでした。
アクセスは超絶わかりにくい。到着時にすっかり日が暮れていて、玄関への標識もなかったため、えいやと山を登ったらそこに門があった、という感じでした。
部屋食も質量ともに満足でした。刺身は小田原から持ってきているらしい。少し食べちゃってからの撮影。
奥に見える瓶ビールはラベルは箱根だけど、中身は普通のサッポロ黒ラベルでした。