2017年3月1日
アリーナ18列56番（コレクトロン先行） 6,900円 17時半開場、18時半開演
コレクターズ３０周年にして初の武道館。大安吉日のこの佳き日を結婚記念日にしようと、横浜市港北区役所に朝一番で入籍届を出した。一緒にライブに行くコレクトロン会員の女性と晴れて夫婦になった。
昼は健保組合の手続きに、「率直な意見交換」をした火花バチバチの社内会議、仕事をなんとか終わらせて１８時前に武道館に到着。TOSHI-LOW、ホリエアツシ、Mummy-Dの「シーチキン兄弟」がお出迎えしてくれた。Mummy-Dは奥田民生のそっくりさんみたいにそっくりで「あれ民生じゃない？」ってささやく女性多数だった。
心配だった客入りは、大盛況、と言って差し支えないほどびっしりだった。武道館名物の黒幕が北西、北東はすべて、東、西もほぼ半分を覆っていたが、客席として開放していた部分は東西の上段ブロック最後方付近を除いて埋まっていた。よかったよかった。
ぴあでは前日夜まで表示が○のままで△にならなかったが、この日のコータローさんのＭＣによると、当日券が１００枚以上売れ、ソールドアウトまであと７枚だったらしい。
少なくとも西の最上段付近は７席以上空いているようにも見えたが、まあとにかく、７枚差で完売に至らず、というのも、いかにもコレクターズらしくていいじゃないですか。
アリーナ席はコレクトロン会員先行購入者で大多数を占めた模様。中央花道を作ることもなく、普通にきっちり席を置いていた。横は１ブロック８席で計１０ブロックあり、私の５６番はコータローさんサイドのステージ上手ぎりぎり正面、というところだった。縦は中央通路をはさんで前方に１４列あり、私の１８列は中央通路から４列目。いつもはライブハウスで間近で見ているので、やや遠く感じた。
the pillowsからお花が届いてました。ピロウズのお花はいつもこんな感じですね。
＜セットリスト＞
opening
愛ある世界
MILLION CROSSROADS ROCK
TOUGH
夢見る君と僕
たよれる男
プ・ラ・モ・デ・ル
世界を止めて
悪の天使と正義の悪魔
2065
ロックンロールバンド人生
僕は恐竜
未来のカタチ
僕の時間機械
Dog race
Space Alien (2000 light years mix)
青春ミラー(キミを想う長い午後)
NICK! NICK! NICK!
Tシャツレボリューション
百億のキッスと千億の誓い
＜アンコール #1＞
ロマンチック・プラネット
TOO MUCH ROMANTIC!
僕はコレクター
＜アンコール #2＞
恋はヒートウェーヴ
ライブはメンバー登場前の３０年振り返り映像とリミックス、ターゲットマークの照明、本編ラストでの銀テープなどの演出はあったけど、演奏はよそいき感のない平常運行で、セトリはいわゆる「レア曲」はなく、ベスト盤的構成だった。ユニオンジャックのスーツに身を包んだリーダーもさることながら、黒の細身のモッズスーツでびしっと決めたコータローさんのギターが超絶かっこよかった。
むしろ客席の方が肩に力が入っており、モッズファッションに身を包んだおしゃれな女性もたくさん。ライブ序盤は盛り上がる、というより、武道館公演に感無量な雰囲気で、「僕の時間機械（タイムマシーン）」でやっとフロアが我を取り戻した感じもあった。ピロウズの山中さわおさんがコレクターズ楽曲で一番好きだというこの曲が、この日のライブのハイライトのひとつだったように思う。
個人的には、入籍当日だったこともあり、百億のキッスと千億の誓いが、いつにもまして冒頭ギターリフからぐっときて、特別だった。
アンコールはTOO MUCH ROMANTIC!でしゃららららー、僕はコレクターでだーりだりりを満喫しました。アリーナの光景を２階席から見てみたかったです。
ガム投げに武道館からダメ出しされたとかで、CHEWING GUMがセトリから外れたのだけが残念。まあ１、２階席からガムが降ってきたら普通に痛いのかもしれないし、片付けも大変なんだろうけど、武道館のガム投げ見たかった。
ライブがはけて外に出ると雨が降っていた。雨降りの水曜日にはとてもさみしくて~と、夢見る君と僕の歌詞を思い出し、珍しく折りたたみ傘を持ってきておいてよかった。
一生の思い出に残るライブになりました。リーダーひさしさん、コータローさん、スタッフのみなさん、ピロウズはじめロックンロール互助会の組合員のみなさん、ありがとうございました。
