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冬の沖縄旅行その7 金武宮・観音寺の鍾乳洞は雨の暗闇に沈み、母子は入り口で逡巡する

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沖縄自動車道沖縄市(旧コザ市美里町)、うるま市あたりはいつも雨が強い記憶がある。今回の旅行は最終日の那覇以外ずっと天気が悪く、琉球八社めぐりの三カ所目、金武宮到着時はまとまった雨が降っていた。

 

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金武権現宮が鎮座する日秀洞(鍾乳洞)の内部は悪天候のため光が届かず、入り口で母子連れが入るかどうか戸惑っていた。がんがん階段を降りていったおれたちについてくるかのように続くと、おめあての金武権現を見つけて歓喜の声をあげていた。ちょっといいことをした気分になった。

 

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鍾乳洞の入り口。

 

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階段十数段分ほどまでは光が届くが、そこから先はたしかにお母さんと子どもだけでは勇気がいる。

 

f:id:much_too_romantic:20201211145730j:plainさらに進むとこんな感じ。

 

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金武宮。鍾乳洞側から入り口を望む。

 

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水天宮。スマホのライトがないと足元が全く見えない。

 

 

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画像のいわれの通り、金武権現宮が鎮座する鍾乳洞は、真言宗の寺院「金峯山 観音寺」の境内にあり、明治の神仏分離令後も、寺社は一体とみなされている。

 

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御朱印は金武権現宮のものではなく、鍾乳洞を管理している金峯山観音寺のものとなる。幸運なことに寺務所にたまたま初老の女性がいらっしゃり、御朱印をいただけた。消毒スプレーはコロナ禍に苦しむ2020年ならでは。

 

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おいくらですか?と聞くと、特に決まっていませんよ、とのお答えだったので、妻と2人で1000円をお納めしてきました。