道東旅行初日のハイライト、網走監獄。
現在は実際に使われていない「博物館」で、ただいま稼働中の「網走刑務所」から車で10分ほど、天都山に登る途中にある。敷地内は見どころが多く、じっくり見るなら2時間は確保したい。
囚人服のこの色は世界共通なんだろうか。
囚人は北海道開拓の先兵として、原始林を切り開き、網走ー旭川間の中央道路開削工事に動員されたのだった。博物館で歴史を学べる。
囚人、屯田兵、移住民、の順で北海道開拓は進んでいった。
舎房にある中央見張り所。ここから全てが見渡せる
建物のつくりはイギリスの刑務所を参考にしたそうだ
建築的価値が高い
独居房
おしおき中です
脱獄の達人が何人か紹介されていた
脱走囚が収容されていた独房。浦和レッズなど、サッカーのアンセムでよく使われる「大脱走マーチ」が頭の中に響いたが、あれは集団脱走だった。
雑居房の再現。網走には女子受刑者はいなかったですね
網走に収容されていたのは政治犯が多かったそうで、極寒の労働には不向きだったのではではないか。徳田球一も網走に収監されていました。
徳田球一の自伝を読んでみようと思った
受刑者の人権に配慮して、人目にさらさないようにしているようです。
お土産コーナーでは「出所祝い」みたいなネタ系がたくさん売っていたが、おれの周囲に配るにはちょっとどうかなということで買わなかった。