セブンイレブン エキサイティング・シート 3段4番 8200円
ファウルゾーンにせり出し、臨場感だけでなく、試合前に選手にサインがもらえるのが売りのエキサイティング・シート。今年はいろんな席に座ってみようということで、早々に抑えておいた。実際、FC先行1次販売で売り切れる場合がほとんどなのでは。
サインがもらえるのはエキサイティング・シートのお客さんだけ。通常の内野席チケットのお客さんはビジター練習時にはFA席最前列のフェンスまで行けるが、球団からきつくお達しが出ているのか、選手はサインしてくれない。
かわいいスターマン。
試合前のサイン会は17時前からだった。Yデッキが15時半開門、スタンド内に入場できるゲート開門は16時半からで、最前列のフェンスを確保すべく入場待ち列ができていたが、エキサイティングシートのチケットを持っていれば、まず問題なく最前に入れる感じもした。そもそも試合前であっても係員が入り口にいるので、チケットがなければエキサイティングシートのブロックには入れない。
サインしてくれる選手は2人1組で、計2組。フェンスはベンチ側からライトスタンド側まで幅広なので、選手はベンチ側とスタンド側に1人ずつまわり、両側からサインをしていく仕組みだった。中央部なら1組あたり2人同時にサインをもらえるのかも。
この日は前半組が石川雄洋(元)キャプテンとロペス。後半組が砂田毅樹と三上朋也だった。まあおれはサインしてもらってももらわなくてもいいんだけど、妻が熱心だったのでおつきあいした。
おれたちサイドにきたのは、前半組は石川キャプテン。マジックペンはあらかじめ球団から持たされて出てきており、表情を変えず淡々とマーキーを走らせていた。
後半組は砂田くん。写真やテレビで見るより100倍イケメンで、こりゃ女子人気出るわと納得した。しかもとてもフレンドリーで、ファンと笑顔で写真に収まっていた。
我が妻も1枚パシャリ。砂田君とは激しい年齢差があるが、それでも暗黒期ベイスターズと首位のゲーム差の方が大きい。さすが暗黒期。
椅子はSSツイン仕様のクッションつき。ヘルメットとグローブが全席配備。ヘルメットは安いビジネスホテルのコップみたいに「消毒済」と紙の入ったビニール袋に入っていた。
しかしまあ、俺たちが座った場所が悪かったといえばそれまでだが、試合を見るには極めて劣悪な席だった。
万永コーチの立ち位置がバッターボックスにかぶり、普通に座っていると、左打者はまったく見えない。さらに前席との段差がほぼないので、前の人の頭が邪魔で視界が相当遮られる。そういえば中学野球で、息子が出ない試合は、こんな席で後ろで慎ましくみていたなあと懐かしくなった。
しかしカメラを少し上にあげれば、あたかもばっちりな感じ。写真は時にうそをつく。
試合前は筒香が目の前でキャッチボールしてて楽しかったですが。
試合は1-2で迎えた6回裏の同点機に井納に代打が送られず凡退。続投してたらソロ2発浴びて、蛇ににらまれた蛙のような敗戦だった。
今季いろいろお試しで座ったが、ハマスタは傾斜が急でコンパクトだから、内野指定Cで見るのが俺にとっては一番コスパがいいという結論に達しつつある。もう少しお金を出すなら、座席、スペース、見やすさを総合的に考慮して、SSツインが一番いいな。