妻と一緒に暮らし始めて2カ月あまり。妻は「いままでハマスタやライブや買い物に行ったのはあくまで用事のために出かけたのであって、デートは一度もしていない」と主張している。
ウィキペディアさんによると、デートとは「二人で時間を定めてどこか外へ出かけること。具体的には、一般に食事、ショッピング、観光や映画・展覧会・演劇・演奏会の鑑賞、遊園地・アトラクション、夜景などを楽しむ、といった内容であることが多い」とある。
それならたくさんしてるじゃん、と言いたくなるが、この続きに「これらの行為そのものよりも、それを通して互いの感情を深めたり、愛情を確認することを主目的とする」とあり、まあ確かにベイスターズ戦やピロウズのライブは愛情を確認することが主目的ではないかなとも思う。
てことで、この日は妻の歴史観によるところの「初デート」をしてきた。長く神奈川県民をやってきたが、三浦半島の先、城ケ島に上陸したのは初めてだった。
妻は「離島感がある」「与那国感がある」と何度も繰り返し、先日落として画面にひびが入っているiPhone6で与那国島の画像を検索しては、同じ同じと喜んでいた。
馬の背洞門。城ケ島公園に車を止めて遊歩道を歩いたが、草むらがむらむら生い茂っているうえ、海に降りる分岐点で標識がなく、最初は間違えて別の海辺に出てしまった。
城ケ島灯台。馬の背洞門から遊歩道を歩いて行ったのだが、50メートルおきに標識が出ていたのに、こちらも肝心な分岐点で標識がなく、なんだか試されているような気分だった。
デコラティブなバブルの残骸。
トリスやありあけ横浜ハーバーでおなじみ、柳原亮平さんの作品
こちらは池田満寿夫さん。いずれもせっかくの作品なのに、島全体に漂う朽ち果て感がすごい。いつぞやのふるさと創生で作ったんだろうか。
帰路に葉山に寄って、夕陽を見てきました。いいところでした。