日本シリーズ第7戦がなくなったので、国道134号を逗子からずっと走り、茅ヶ崎で引き返してオニオングラタンスープ飲んで帰ってきた。夕日がきれいだった。
1塁側内野指定席C 7段349番 券面額5,600円
いままで記憶にない、筒香とヤスアキのダブルヒロイン。マンガにしたら出来すぎすぎて編集者からダメだしくらいそうな展開だった。昨年のCSファーストステージ第3戦に続く、一生ものの試合になった。
昨年のCSファーストステージ第3戦のCS決勝打、そして今年のまさかのサイン確認からのエラー誘発を見て、まさに横浜の守り神、これを買ったとたん志望校に合格、宝くじにも当たり、身長も伸びてお肌もツヤツヤ、幸運が舞い込んで今ではあの頃の悩みがウソのように!(コピーライト、けいおんの田井中律さん)ってなる気がして、この試合後、ついに嶺井ユニを購入した。これで長女も志望校合格間違いなさそう。
第3戦はDB応援席、第4戦はバックネット寄りの三塁側内野指定B、そしてこの第5戦は1塁側内野指定Cで見たが、意外にも三塁側より一塁側で聞く方が、相手の応援の声がダイレクトに響いてきた。
一塁側内野指定Cは当然楽しかったが、FC会員はゴールドプラスでもベーシックでも同じ土俵で抽選で、かつプレイガイド先行もやはり抽選だったので、レギュラーシーズンに比べて周辺のお客さんの「濃さ」がやや薄まっていたように思う。
もちろん大いに盛り上がったことは確かで、様々な客層を取り込まなければいけないところが難しいが、ゴールドプラス会員の当選確率を上げるとか、多少考えて欲しかったかな、とも思った。来年はCSからハマスタでやりたいものです。
ハマスタで連勝し、2勝3敗に戻して再び福岡決戦。てか、チームは3日に福岡に移動すると思うんだけど、三連休の初日でこんな団体様の飛行機のチケットあるんだろうか。ホテルとか移動手段とかって、ずっと前に押さえておくものなのかもしれんが。
三井住友銀行って日本シリーズの冠スポンサー代にいくら払ってるんだろうか。そしてそれでなにか効果あるんだろうか。。NPBのメインバンクとかなのかな。
なんとなくベイスターズファンになったっぽいみどすけ
ベイスターズ感しかない、みなとみらい線日本大通り駅。構内に流れる「熱き星たちよ」のジャズバージョンはかっこいい。
内野指定席B 36段130番 6,200円
三塁側ながら、DB専用応援席だった第3戦よりバックネット裏に近くなり、周囲も大いに盛り上がっていた。ホークスファンも3連勝のあとで余裕だったのか、ハマスタ名物を体験すべく、ヤスアキジャンプをしている人が多数だった。
三塁側FA中央部あたりに黄色い風船の列が見える。その1列はソフトバンク株式会社さまが確保していたんだろうか。
この1年、妻がユニとタオルで応援していた桑原に待望のシリーズ初ヒット。ハマスタの雰囲気を一気にアゲアゲにした。第2打席の安打後牽制死はずっこけたが。俺は今季番長で通したので、来季は嶺井、浜口あたりを買ってみるかな。
浜口が八回一死まで無安打投球で、なにより気持ちが伝わってきて素晴らしかった。外れ外れ1位ながら、ベイスターズに指名されたときは涙を流して喜んでくれた男が、1年後、この大舞台でやってくれるとは。
前日同様、仕事のメールを気にしながらの観戦だったんだけど、翌日、社内別部署の女性に「昨日ハマスタにいましたよね!」って声をかけられた。。
職場の仲間で来てて、おれの斜め後ろに座ってたらしく、さんざんハイタッチした後「あの人そうだよね?」って話になっていたらしい。社内の星覇会立ち上げの日も近いか、ってもうあったりして。異動してからというものの、メールを気にせず観戦できたことがない気がする。
DB応援内野指定席B 34段224番 券面額6,200円
いつもは陸の孤島感があるDB応援席だが、さすが日本シリーズ、対戦相手が横浜から遠い福岡のチームということもあり、ハマスタはレフトスタンドの一部を除き、ほぼ青かった。
しかし周囲からはCSパブリックビューイングのような必死感が伝わってこず、応援そっちのけで「この外国人選手はピッチャーなのに打つから人気あるんだよ」などと連れの女にうんちくをひたすら話す男や、そもそも野球自体に興味あまりなさそうな、金だけは持ってそうな男と同伴出勤前のお姉ちゃんらしきカップルとか、物見遊山客がとても多い印象だった。
観戦初心者みたいな人はもちろんレギュラーシーズンでも周囲にいたが、その人たちは一様に応援を楽しんでいた印象があった。国民的行事にうっかり出てしまった結果なのか、スターサイドのDB応援席っていつもこうなのか、いつもと雰囲気が違った理由がよくわからない。
このゲートは交流戦時の使い回しっぽい。
これはさすがにいらないなー。
大人気の特設グッズ売り場。
ひたすら各所との調整に追われる仕事を強引に終わらせて試合開始直前に来たため、とても買えず。ネットで買うことにする。
日本シリーズ仕様で、ディアナのお姉さんの代わりに炎で選手登場
試合は1回に桑原、梶谷が四球で出るも、2人とも盗塁失敗。桑原は日本シリーズでいまだヒットなし。これで3連敗。中継ぎ陣のがんばりで点差こそ1点だったが、だからこそ逆に、全ての部分で及んでいないということを痛感した。
ホークスはいつも模試で偏差値70とって当然のように合格し、ベイスターズはいつも偏差値64なのにたまたま得意分野と体調管理がうまくいって合格しちゃったけど入学先で案の定苦労している、みたいな印象だった。やはり地道に力をつけないといけません。
パブリックビューイングのため全席自由、入場無料
ベイスターズが日本一になった1998年は最初に結婚した年だった。それから19年、二度目の結婚をした2017年に19年ぶりの日本シリーズを決めるとはなんとも感慨深い。
しかし七表くらいに入った仕事の緊急発注に追われ、ヤスアキジャンプや勝利の瞬間、番長がサプライズ登場したりとほんとなら涙の連続だったのが、超絶お仕事モードになっていた。一緒に見ていた妻に雰囲気に浸らせてあげられなくて申し訳なかった。
歴史と共に今、反撃開始。
我々は新しい時代を生きている。おれも今を生きる。
内野指定席SSツイン *パブリックビューイングのため全席自由、入場無料
台風21号で土日の試合が中止になり、さらに世間は衆院選もあり、第2戦、第3戦の勢いが一段落しちゃったかなと思うようなウィーランドの立ち上がりだった。
しかしウィーランド全打席出塁、筒香のホームラン、桑原のタイムリー、ロペスのショートゴロなのに前進守備だったからセンターに抜けた勝ち越し打、あとは無死満塁で今年さんざんがっかりさせられた三上の連続三振、エスコバー1球で火消し、今永が七、八回をぴしゃり。映画かマンガだったら陳腐にも思えるような筋書きで勝ちきった。
人生何をしてもうまくいくときは確かにある。でもそれは運もさることながら、うまく行く確率を少しでも高めるべく自分の能力を高め、あとは周囲に自分の意図を納得してもらって意思統一するなどの下地が必要なんだと思う。
カープの久里が持ち味を発揮してなんてことないショートゴロを打たせたのにヒットになっちゃったのを見たり、緒方采配とラミレス采配を目の当たりにして、自分が仕事をするうえでとても参考になる試合だった。
スタジアム最上段にある記者席。きょうはPVなのでだれもいなかった。神奈川新聞さんに一番良い場所を割り当てて欲しいと思う。
内野指定席SSツイン *パブリックビューイングのため全席自由、入場無料
CSファイナルステージ初戦、あえなく五回降雨コールドで敗戦。桑原が打ち、石田が抑えていれば逆の結果だっただけに文句は言えないが。
ジャパンタイムスさんもお怒りになられているが、これは社の見解としてというより、この記者がベイスターズファンな気がする。
この日の横浜は12月並みの寒さだった。ダウンジャケットとひざかけで万全な態勢の妻。しかし買ったばかりのiPhoneを紛失し、トイレなどを探し回ることに。結局置き忘れじゃなくて落としていたようで、前席の下で発見された。よかったよかった。
SSツインは椅子がふかふかでよい。
20時過ぎにはコールドが決まり、長女の塾終わりまで最寄り駅の居酒屋で残念会。ファーストステージを突破して、俺としてもちょっと一段落な感覚があったのがだめだったなあと、特にプレーも采配もしてないのに反省したのだった。